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花のお話-牡丹とシャクヤク
牡丹-木の花
種: 牡丹属牡丹科牡丹
牡丹は木に咲く花です。牡丹の木には幹があり、枝が分かれ花を咲かせます。幹は太く、葉の先端が分かれています。また、蕾に先端が尖っています。
牡丹(ぼたん)の語源は中国語の「牡丹」を日本語読みしたことがはじまりだとされています。日本では古くから気品、優雅、そして恥じらいを表す花と言われています。
ちなみに、牡丹の祖国、中国では牡丹は「百花の王」、「神の花」と称され、華麗で優雅な花とされています。
英語表記: peony(ピオニー)
シャクヤク-草の花
種: 牡丹科牡丹属芍薬
牡丹と違い、シャクヤクは草の部類に入ります。幹は細く、葉の先端も分かれていません。また、蕾は丸みを帯びています。シャクヤクは枝が分かれておらず、一本の幹に一つの花が咲きます。
シャクヤクの語源は中国語の「芍薬」を日本語読みしたことが始まりとされています。ただし、使われる漢字については諸説あるそうです。日本では古くから恥じらい、内気、清楚を表す花とされています。
英語表記: peony(ピオニー)
開花の季節を迎えると牡丹、シャクヤクと約250種類の花を咲かせます。その中には花職人の関さんが育てた、まだ名前のついていない花もあります。名づけの親を募集するイベントを行うこともありますのでぜひチェックしてみてください。